2010年8月17日火曜日

8/16

うちの相方が、10月に大須賀町のアートイベント、「ちっちゃな文化展」に参加するので、
今日、下見に付き添って行ってきました。

いろいろの、芸術家、音楽家などが出展、出演します。

そのあと、浜松の障害者支援の事業所「レッツ」に行って、知り合いの展示を見てきました。
僕は、なんだかああいうところにいると落ち着きます。
前の仕事がらもありますかね(^3^)

とっても楽しかったです。


実は最近、音楽、芸術、その他、ほんとに街の趣味レベルの活動に対してまで、
「アーティスト」という「称号」が使われることに関して、なにかこう…書こうと思っていたのですが、
考えている間に、某ライブハウスのBOSSがさきにブログに書いてしまいました。

真剣にアートというものを考えている人には、きっと賛否両論あるでしょう。

実際、僕も所属事務所ではそのように呼ばれます。
「僕はアーティストじゃない。」
と、わざわざ言いませんが、そう思っています。

「アート」って調べてみるとそもそも、語源はラテン語の「技術」という意味なんですってね。。
「アーティスト」は「技術者」ということですか。

だったら、何かの技術を駆使している人は、別にアーティストという呼ばれ方をされても、
問題ありますまい(^^) 大工の親方だってアーティスト。

でも言葉には魂がこもりますから、おそらくアーティストという呼び名に、
違和感を感じるのは、語感の問題だと思います。

技術ったって技術の求道って、生半可なことじゃないと思います。ノミ研ぎ3年。

アーティストという言葉が商品名になってしまった。
 ほんらいの意味から離れているのです。

僕が許せないのは、なんにでも流行りの呼び名を当てはめようとする、語彙力のなさと、
一人前の「技術(またはそれをもてる可能性)」すらあるかどうかわからないのに、
アーティストと自称する謙虚さのなさ、他称する審美眼のなさです。
(自分にそれらがあるかどうかわからないけど、ないと思うからこそ判断も慎重になります。)

だから表面上の行いだけじゃなく、ほんとに美しい、
人のためになる人生そのものを送ってる人をこそ、
堂々とアーティストと呼びたい。それは生きる「技術」だと思います。


ミュージシャンはもっと重いです。
ミュージックの語源は、ミューズという音楽の神様です。

神に通じる所業だとわかっていて、それでも自分のことミュージシャンですって言えるかな?
仕事の説明しなきゃいけないからそういう意味では言うけど。


大須賀町はいい街ですよ。昔からの家々があって。
人もみなやさしいです。

2 コメント:

シンヤ さんのコメント...

 無名の画家でも売れていない音楽家でも「アーチスト」と呼びたい人はたくさんいるね。

 本当に自信があれば自称でも全然かまわない。

 マルケンの言う通り、その名称を「深く考えもせず流行で使っている」ことが嫌なんだ。

 僕は…「アポロン」とでも名乗るかなf^_^;。

まるけん さんのコメント...

まあ、名は体を表すというから、
その内容が呼び名になってるわけで、
中身がすべてだともいえるでしょうね。

謙虚だからいいってもんでもないし。。

アポロンも音楽の神ですね(^^)
じゃあ僕は、「弁天」にしますか。