2012年2月25日土曜日

2/24

自分の作った曲を、バンドや共演者と一緒に演奏するために、なるべくフルスコアに近いものを用意したいと思い、今、新しい曲を楽譜にしようと奮闘しています。

発想した音を楽譜にしていくと、自分がいかにコードの理論の中に、縛りつけられていたかがよくわかります。

まあ難しい話はさておき。
ギターを弾いている人を見ると、いつも決まった色々な形で和音を押さえていますね。

その形にとらわれていたなあと思ったのです。

最近ブラジルのあるミュージシャンをよく聴いていて、その中で、ある音からある音へ向かってフレーズが移動するのに、途中の音だけ抜き出すと、明らかにコードに乗っていない音なのに、最終的にきれいにつじつまが合ってしまうという、魔法のような音作りに魅了されました。

危うい階段をのぼっていくのですが、階にたどり着いて振り返ってみると、なんて美しい道のりだったんだろうと思いだされる、という感じでしょうか。

きっと、もっと自由に考えてもいいのですね。
まるで人生みたいです。

言いすぎました。たかが音楽、されど音楽であります。

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