2012年4月25日水曜日

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石川県は白山市であります。

友人の結婚パーティにお呼ばれし、ついでといってはなんですが、計3本のライブをしてきました.。

自分にとっては、いつもインターを降りるとふわっと心が軽くなり、何だか解放された気分になるところです。遠くの山にはまだ雪が残っていて、麦畑の中を車で走っていると、本当にそのまま空気の中へ解けて消えてしまいたいような気持になりました。

1日目は、白山市隣の、野々市市(最近市になりました)の「Rock&Cafe CLAPTON」というところで、ミュージシャン「宗玄」さんと一緒にライブ。

2日目に友人の結婚パーティに出席。まったくよそ者にもかかわらず、地元のお仲間など、計十数組が出演するライブパーティのトリに上がらせて頂きました。


3日目は、いつもお世話になっている、「溜まりBAR夕焼け」にて、同じく宗玄さんと、そのお弟子さん(?)なっちゃんのデュオと、ミュージシャン「橙(だいだい)」さんと、3組でライブ。

昼間には、前回胃もたれにより食べきれなかった、金沢B級グルメ「ハントンライス」をリベンジを兼ね食べに行き完食したり、温泉に入ったり、夕焼けオーナー、のっぽさんのバンド「ろーがんず」を見に、小松は片山津温泉まで足を延ばしたり、いろいろと楽しい体験ができました。

結婚パーティは素敵な会で、また泣かされてしまった。本当に一度たりとも、出席した結婚式というもので泣かないということがないのです。涙もろいですね。


ミュージシャンというものは一体何なのでしょうか?

誰にも見向きをされないことがあるかと思えば、たくさんのお客さんに、まさに風圧すら感じるような賞賛の拍手をもらうこともあります。

名声やお金のためにやっているのではない、それは自分の行為を維持していくために最低限必要な一要素なのであって、目的そのものではないと思います。

でも、何かにつけ、何人お客さんが来たとか、いくら実入りがあったとか、CDが何枚売れたとか、そういうことにとらわれていく自分もいるのです。(以前に、とあるミュージシャンのライブを聴いたとき、曲間のトークがほとんど、CDやグッズ、次のライブ、日頃の活動の宣伝で、もう本当に面白くなくて、ちょっとつらかったことがあります。)

そんな時は結局、今目の前にいるお客さんを楽しませようということ以上に大事なことがある、と自分から吐露してしまっているのです。

音楽を商品にして、売るためだけの演奏ではなくて、お祝いの演奏、喜び、悲しみの演奏、もっと大きな意味で人とつながっていくための演奏、そもそもの音楽のあり方を、何よりも勉強して、いい音が出せるように練習したいと思った今回の旅でありました。

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