2013年3月26日火曜日

3/25 ランゴリアーズ

どうも今朝から右の肩あたりの筋が痛い…。

ちょっと最近根詰めて弾きすぎました。


今日は今度の「銀の演奏会」にて僕とデュオで歌ってくれる、ボーカルえみちゃんと練習をしてきました。

まだまだお互いに慣れない部分もありますが、だんだん歌に力がこもってくると、きれいなハーモニーが作れることが分かってきました。

自分の曲を演奏する新しい形として定着させていけたらいいなと思います。


関係ない話ですが、車で街に向かう近道が線路に沿って弧を描いていくところに「豊月堂」というパン屋さんがあります。

僕の大好きなパン屋さんです。

何ともちょうどいいカーブの真中にあるので、そのお店に明かりがついていると何となくうれしい。シャッターが閉まっていると、寄るつもりはなくても何となくさみしい。そんな店ってありますよね。

練習に行く前にそこのパンを買ってかじっていると、そういえば何でコンビニのパンはそれなりに美味しいのに「紙」みたいな味がするんだろう、と思いました。

その「紙みたい」というところから、昔見たB級ホラーで、スティーブンキングの「ランゴリアーズ」という映画があったのを思い出しました。

ランゴリアーズ
http://emumemo.blog35.fc2.com/blog-entry-111.html

同じ飛行機に乗り合わせた人たちが飛行機ごと過去の時間に取り残される、という映画でしたが、その過去の世界では、食べ物は味を失ってしまっているのでした。

生命存在は、時間に乗っかっていくような形で未来へと進んでいるのであって、過ぎ去った時間の中には有機的な生命は存在しない、というような話だったと思います。

その過ぎ去った世界の残骸をランゴリアーズという怪物が、きれいさっぱり食べにやってくる、というそのあたりはB級という感じのストーリーですね。

その中に「サンドイッチが紙みたいだ。」という台詞がありました。


音楽も同じですが、お料理も、相手の持つ時間の価値の中に作用していくもの。

コンビニのパンがそんな味がするのは、作るところ、売るところ、それを食べる人の動機、それぞれの時間の価値が希薄だからかも知れません。

なんて、ちょっとこじつけでしたね。

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