2013年4月28日日曜日

4/26 銀の演奏会

まだまだ夕方になると何となく肌寒い日が続きます。

銀の演奏会は、いつも暖かいライブにしたいと思いながら企画しています。

今回の出演者は、本当にそれぞれ違った方面からの出演で、自分からすると、全員が羨ましくも思える程に、勉強にもなり、何よりも純粋にみんなの演奏を楽しむことができました。

聴いて下さった皆様、ありがとうございました。


■ゼンザエースさん

言わずと知れたUHUオーナー扮する前座のエース。

今回も素晴らしかったですが、別のライブの時、ゼンザエースさんは、1曲しか歌わなかったにもかかわらず歌前の長~いトークで全員の大爆笑を誘い、こんな面白い事ってあるだろうか、と思うや、歌いだすと、その何だか不思議なエネルギーに今度は泣かされてしまいました。

UHUにこの人ありです。


■会津里花さん

今回はカバー曲が中心でした。また里花さんのいいステージを観てしまった、と思いました。

里花さんが学生のころよく歌っていた、というアイルランドの曲「私の愛した街」という歌を僕は初めて聴きましたが、しみじみといい歌で、もうひとつ、彼女の音楽の奥深さを見たような気がしました。


■チバ大三さん

東京からのツアーミュージシャン。「独唱パンク」というものを引っ提げての飛び込みでの参加です。

正直言って、僕はパンクというものに少し偏見がありました。もちろんいいものはいいと思えるけれど、なじめない部分も多かったのです。しかし彼がライブを始めた瞬間、その一挙手一投足に釘づけになってしまいました。

曲や歌詞も素晴らしくて、何というか、男らしい美学、のようなものが伝わってくるように思いました。

同時に、その出演が決まった時に、「パンクかあ…、雰囲気に合うかなあ。」とほんのちょっとでも考えてしまった自分を恥じました。


不思議なことに、彼と話していると、初めてあった気がしなくて、人柄も含めて大好きになってしまったことも付け加えたいと思います。


■佐々木優樹さん&石川裕子さん

ジャズギタリスト、無意識にも一目置いてしまう人。ギター演奏に関しては彼は本当に達人だと思います。

今回はいつも共演している、ヴィブラフォンの石川さんとデュオで演奏してくれました。独特のインプロヴィゼーションは、音の波間を漂っているような、浮かんだ気泡がはじけつづけているような、印象の世界のように僕は感じました。

基本的に無口な彼が、時々ちょっと口にする音楽に対する思いは、聞いていて共感できる部分が多いのです。今度ゆっくり音楽の話をしたいなと思います。



というわけで、自分の演奏には自然と気合が入ってしまいました。

もちろん自分で自分を形容することはできません。がむしゃらですからね。とにかく来てくれた皆さんにとっていい時間であるように、と思うだけであります。


次回も、もう出演者が決まっています。

またぜひ遊びに来て下さい。

2 コメント:

しんや さんのコメント...

 かわりにオレが形容してやる。

 マルケンがいてUHUがあり、
オレはマルケンのおかげで本当に
音楽を好きでいられる。

 ありがとう。

 これからも震えず力まず歌い続けよう。

 大三さんも、よかったな。

まるけん さんのコメント...

しんやさん。

コメントありがとうございます。
いやはや思わず涙ぐんでしまうような一言です。

これからもお互いにいい音楽と、いい場所を作って行きましょう。