2014年8月29日金曜日

8/28 帰国


ただいま!

韓国から帰ってきました。

その前の仙台とあわせて、本当にエキサイティングで、新しい事が沢山勉強になりました。


さあすぐに、ダンス王国が始まります。

28、29日とリハーサルに参加して、30、31日が本番です。


27日の夜、全州のギャラリーで演奏をして、28日の朝4:00に全州を出発し、ソウルまで車で3時間、8時のフライトにぎりぎり…。

静岡に帰ってそのままダンス王国のリハーサルへ。

強烈なスケジュールでした。

刺激的な毎日ですが、ひと段落したらゆっくり報告を書きたいと思います。

2014年8月19日火曜日

8/19 法師蝉の旅


亘理の子どもたち。

去年、ダンサーのアオキさんと僕とで行った小学校でのダンスワークショップ。

子どもたちは、かわいらしいダンスを一生懸命考えて、披露してくれました。


今年も会いに行ってきます。


覚えてくれている子もいるだろうか。

1年たって、僕たちはどんな風にみんなの目に映るだろうか。


二十数年前、僕はみんなと同じ目を持っていました。

まるで、セミはどんな夢をみているだろう、と想像するように遥かな気持ちになります。

何かの歌の歌詞に、

「人間はイルカの見る夢の中に生きている」

というのがありました。


明日からは仙台です。

また帰ったら報告します。

2014年8月14日木曜日

8/14 映像とは何だろうか

朝晩に少しずつ秋の気配が忍びこんできました。

いつも朴訥に鳴いているアブラゼミが鳴かなくなってしまって、虫の音がちらほらと聞こえます。


いくつかの歌と、メロディを作りました。

今度、韓国で演奏するのと、その後のダンス王国のライブパフォーマンスで演奏するのです。

歌は、「黒い道」という曲と「蒸散の踊り」という曲が出来ました。

ちょっと面白そうでしょ。


韓国の方は、今日、先方から詳細がやってきました。

全州(チョンジュ)という街にある「GYODONG ART STUDIO」というギャラリーで企画されている、「韓日交流展“映像とは何だろうか”」という展示の、オープニングパーティにて演奏してきます。

演目は、武蔵野美術大学の映像研究室の友人と作り上げた「映像楽曲」という作品で、特殊な撮影法で作られた映像に生の音楽をつけます。

以前にも、ソウルのギャラリーで披露したことがありましたが、ちょっとだけ形を変えて、再演します。


チョンジュに初めて行ったのはもう8年も前になります。

食べ物が美味しくて、名所旧跡も多く、ゆっくりしたいい街だった。

ご縁に感謝しつつ。

夜は…、サウナに入り倒してやるぞ~。

2014年8月12日火曜日

8/12 ダンス王国のチラシ


8/30、31に行われる、ダンス王国のイベントチラシが出来上がりました。

何とデザインはうちの奥さんです。

夫婦ともども遣っていただいてありがたい限りです。


僕は、国立舞踊団公演「どうぶつのじかん」という作品と、ラス前のロビーにてのコンサート「バースデー!ライブ」に出演します。

全体の時間は両日とも14:30~19:30で、

国立舞踊団公演は大ホールにて30日16:30~31日16:45~

バースデー!ライブは大ホール1階ロビーにて、30日18:30~31日19:00~です。

その他にも、大ホール各所でいろいろなチームの公演、ワークショップなど楽しい企画が行われます。

自分も仲間に入ってみたいという方、いや私は観てるだけでいいかなという方、どちらもきっと一日中楽しめると思います。

もちろん途中入場・退場もお気軽に。

チケットは、市民文化会館またはチケットぴあにて取り扱っています。

ぜひぜひ遊びに来て下さいね。

詳しい情報(チラシ全体図)はこちら↓
http://www.scch.shizuoka-city.or.jp/pdf/flyer_dancekingdom2014.pdf


とはいえ、きっと内容が伝わりづらいので、僕たちの公演の詳細を…。


■ダンス王国Shizuoka国立舞踊団

第1回公演「どうぶつのじかん」

8月30日( 土) 16:30 ~ 17:15
8月31日( 日) 16:45 ~ 17:30(45 分)

会場:B. 大ホール舞台上

作・演出:アオキ裕キ  アシスタント:小林レーコ

音楽:丸山研二郎、原口朋丈  舞台美術:奥中章人  

小道具:西川千珠、アオキ裕キ、みんな  衣装:みんな

出演:今川陽子、落合久信、片山勝喜、門田栄子、木村久美、栗田貴仁、小林レーコ、佐野菊代、柴田彰、杉田寛臣、竹田行男、谷川芙美子、坊ヶ島多喜子、外間知子、牧田啓子、森美智子、宇土あかり、宇土小春、漆畑更紗、大村彩笑、河邉桜太、清水理愛、末髙七美、杉本彩名、高林茉穂、西川のあん、西川尊、平野うめ、平野大吉、山下萌生、アオキ裕キ

僕たちはどうぶつ 赤い血が流れているどうぶつ
僕たちは命をかけて叫び 命をかけて身を守り 命をかけて戦う
僕たちはどうぶつ 今を味わって
触って 匂って 耳を澄ませて 目を凝らしてどう生きるか探すんだ
僕たちはどうぶつ おもいっきり叫び 心の想いを外に出し 命をかけて戦う
戦う相手はけして仲間なんかじゃない もっともっと偉大な自然が相手なんだ
それはひとりきりじゃ到底かないっこなんかない ものすごくものすごく偉大な相手
そのために僕たちは 仲間と手を取り合う
そしておもいっきり今を味わって
触って 匂って 耳を澄ませて 目を凝らして 進んでいくんだ



出演者は、ひとりひとり自分が創造した動物になってダンスを踊ります。

僕は音楽担当ですが、やはり一つの動物です。

役割は「愛を叫ぶもの」。ギターを持ったやさしい動物です。

今、動物の帽子をみんなで作っています。


2014年8月10日日曜日

8/8 透明な銀の演奏会


7月の終わりに行ってすぐに次の回がやってきた、銀の演奏会。

今回はいろいろなタイミングもあって、さびしいかなお客さんは少なかったけれど、純粋でいい会だったと思います。

来て下さった皆さま、ありがとうございました。


■赤花さん

沖縄音楽を専門に演奏するご夫婦のデュオ。その演奏はゆるゆると気持ちよーくさせてくれます。

沖縄の音楽のある一部を抽出して物凄く濃く煮出したような、そんな感じでしょうか。

お二人のオリジナル、特攻隊をモチーフにした「すみれ島」という曲は、世の中に数ある戦争について歌った曲の中では特に大切にしたい曲の一つだと思います。


■足助知哉(あすけともなり)さん

僕と同い年で、最近仲良くさせてもらっている、ラップ・ポエトリーリーディングのミュージシャン。

彼に会うまでは僕は、“ジャパニーズ”ラップ、ヒップホップなどほとんど聴きませんでした(もちろんTVで流れている狭い世界のものの話ね)。

でも彼の言葉は、ちょっと違った角度から不思議な精神性を持って心に入ってきます。

ミュージシャンが同じステージに立つ時、ジャンルという壁は意外にも大きい。単なる技術同士のぶつかり合いではお互いのやりたいことが全く煙に隠れてしまって、分からなくなってしまうことがあります。

足助君とは、同じ方に向かって何かが作れそうなそんな感じがしました。もちろん勉強不足なのは僕の方ですが。



例えば青にも、藍、群青、藤色、紺、浅黄色、勿忘草、等など沢山の呼び方があるように、音楽にもいろいろな色があります。

最近は、どんなミュージシャンでも「アーティスト」と一口にごちゃまぜにして、「泣き歌」などと言ったりして、大体このあたりの曲はみんな「青」です、というようなそんな分け方をします。

でも、赤花さんの曲に泣けるのと、足助君の曲に泣けるのは、どうも全然色が違います。

美しい青の種類が沢山並び合って、透明に重なって透けて光っていたら。

いつもそんな景色が見たいと考えています。


僕は…、よく人に「透明」だと言われます。

透明とは何色でしょうか。

力強い透明でいたいものです。

2014年8月7日木曜日

8/6 アブラゼミの話

夜になると朴訥なアブラゼミが、何か言っています。


■ソーヨネー

僕の家の前の通りは散歩コースになっているらしく、暗くなり涼しくなると、坂の下の方から懐中電灯の光をちらくらさせながら、おばさまたちがやって来ます。

窓の下を「そーよねー、あら、いやーねー」と言いながらゆっくりと歩いていきます。

それをうちではソーヨネーが来たよ、といいます。

前に妖怪川男(かわおとこ)の歌というのを書いたことがありましたが、妖怪ソーヨネーの歌というのは、特に書きたいと思いません。

愛すべきソーヨネーの時間です。


■のりかえ

携帯をスマホから、いわゆるガラケーに換えました。

結局、ネットやアプリはほとんど使わないし、フェイスブックやブログも外では更新しないので、スマホを持っている意味を感じられなくなってしまったのです。

料金もずいぶん安くなって、今まで何にお金払ってたんだろう、という気持ちです。

でも最近みんなの連絡手段はほぼLINEですね。

確かに共有も早くて便利だけど、ケータイ上人間関係の「あってあたりまえ」はそろそろ副作用の方が多くなってきているのに、みんな気が付いていないような気もします。

みんなごめんね~。


■ダンスのための歌

今度行われる、静岡ダンス王国の「王国舞踊団」の公演に、僕の曲「しらさぎの歌」と「いたわりの歌」を使ってくれることになりました。

どちらの曲も少しプリミティブな印象があって、ダンスが入ると、ある雰囲気がとても活きてくるような気がします。

皆さんの体の動きと、歌の言葉がどんなふうに絡み合って、何を生み出すのか、とても楽しみになりました。

詞にも思い出のある、大切な2曲です。


■ヒロシマ

今日は、広島原爆の日でありました。

朝、町内放送で「皆さん黙とうをしましょう」というような放送が流れたのであわてて飛び起きました。

僕たちはこれからどんな心を持って、戦争について考えたらいいかな。

もちろん戦争だけではなく、一つの考えは沢山のことに繋がっています。

2014年8月5日火曜日

8/5 ライブのお知らせ

7月の銀の演奏会が終わったばかりですが。

今月は、月末の都合により8月8日に銀の演奏会を行います。

今回の出演者は沖縄民謡のユニット「赤花」さんと、ラップ、ポエトリーリーディングを手法とする「足助知哉」さんと、僕の3組でお送りします!

内容的にも、今回のテーマは「ことば」という感じになりそうですね。

実力派のライブをじっくり楽しめる夜になると思います。

ぜひ遊びに来て下さい。


■8月8日(金)       
静岡七間町「LIVEHOUSE UHU」

銀の演奏会

18:00 open 19:00 start
入場料¥2160

出演

赤花 足助知哉 丸山研二郎

UHU
静岡市葵区七間町9-10
ワイシーシー第ニビルB1
TEL/FAX 054-253-1418